白血病と生きていく。

2017年に急性前骨髄球性白血病(APL/M3)を発症してからの闘病記録と、がんとともに生きることについてあれこれ綴るブログ。

はじめに

わたしは、現在30歳の働く独身女性です。

29歳になったばかりの2017年3月21日、体調不良の原因が知りたくて訪れた病院で、急性骨髄性白血病と診断されました。

その場ですぐに車椅子に乗せられ、あっという間に入院手続きが進み、夕方には、病院着でベッドに座りながら、先生方に囲まれて約半年におよぶ治療計画について説明を受けていました。

はじめての転職から半年が過ぎ、ようやく仕事にも慣れ、5月には希望が叶って異動することまで決まっていたのに…

そのときわたしのこころに浮かんだ言葉は、

「人生、終わったな。」

でした。





しかし、現在のわたしは

「人生、全然終わりじゃなかった!むしろ、始まった!」

と感じています。




わたしにとって、がんとともに生きていることは、個性であり強みなのです。

そう思えるようになるまでのあれこれを、完全寛解1周年の今日から、このブログで振り返っていきたいと思います。

闘病の記録だけではなく、がんとともに生きていくことについての考えや想いを、なるべく率直に、事実に沿って綴っていきます。